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インフルエンザワクチン


インフルエンザワクチン(2024-25秋冬接種)

2024年11月20日更新
  • 10月1日から開始しています。
  • 予約制です。受付で、または電話、WEBでご予約下さい。

料金

定期接種
65才以上 自己負担1,600円(袋井市、掛川市、磐田市)(10月~1月)

任意接種
13才以上 3,500円(税込) 
3歳以上13才未満 3,000円/回(税込)2回接種 2回目も同額

(当院では3歳以上のインフルエンザ予防接種を受け付けます。)

インフルエンザワクチンについて

以下、主に厚労省のサイトをもとにインフルエンザワクチンの説明をまとめます。
・ワクチンの種類
インフルエンザHAワクチンは、不活化ワクチン(詳しく言うとアジュバントを含まない不活化スプリットワクチン)で、副反応が少なく非常に安全性の高いワクチンです。
A型2種類、B型2種類の4つの株を含む4価のワクチンです。すでに4種類のうちのどれかに感染した人にも、接種することは有益です。
https://www.achmc.pref.aichi.jp/wp-content/uploads/2019/08/070282775897b2f698526753881decef.pdf

・接種目的
インフルエンザワクチンには重症化予防効果と、ある程度の発症予防効果があります。
ワクチンと日ごろの感染対策との組み合わせで個人の健康と、家庭、学校、職場をインフルエンザウイルスから守りましょう。

・接種対象
生後6カ月以上の基本的にすべての方が基本的に接種の推奨対象になります(若干の例外あり)。
インフルエンザで重症化するリスクのある方は、以下のとおりです。
患者層 重症化した場合の病名
65歳以上の高齢者 肺炎、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)
心臓、腎臓、呼吸器に障害がある方 肺炎、心不全、腎不全
免疫不全の方 肺炎、敗血症
妊婦 肺炎、早産
小児(特に6歳未満) 急性脳症、肺炎
慢性疾患を持つ方(糖尿病、喘息など) 肺炎、慢性疾患の悪化
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2024.html#Q20
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=198
https://www.cdc.gov/flu/highrisk/index.htm
インフルエンザワクチンは特に以下の方にとくに強く推奨されます。
65歳以上の高齢者
基礎疾患を持つ方
医療従事者
妊婦(ワクチン接種により新生児への感染予防効果も期待できます)
6か月以上6歳未満の小児
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001298086.pdf
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/ninpu_1217_2.pdf

・インフルエンザワクチンの有効性
有効性の数字は、その年ごとの流行状況やワクチン株の当たりはずれの影響を受けますが、仮にワクチン株が「はずれ」であったとしても、重症化予防効果は期待できると言われています。
6歳未満: 概ね20~60%の発病防止効果があったと報告されています。
65歳以上の高齢者: 34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています、
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000013nne-att/2r98520000013nz4.pdf
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2024.html
(アステラス製薬 インフルエンザQ&A https://amn.astellas.jp/specialty/vaccine/inf-v/influenza_qa/q1

・インフルエンザワクチンの効果と持続期間
インフルエンザワクチンは、抗体価に示される液性免疫を生み出します。その持続期間は約5ヵ月と考えられています。さらに流行株も毎年交代するため、毎年の予防接種が推奨されます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000013nne-att/2r98520000013nz4.pdf
細胞性免疫(自然免疫)を活性化するアジュバントを含まないため、インフルエンザに感染歴のない人では細胞性免疫は活性化されないと考えられています。
https://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/jpn/research/20100404-0508.htm

・インフルエンザワクチンの副反応
副反応 頻度
接種部位の赤み、腫れ、痛み 10~20%
全身性の反応(発熱、頭痛、寒気、だるさ) 5~10%
アレルギー反応(発疹、かゆみ) 1%未満
アナフィラキシー 非常に稀(0.00001%以下)
重篤な副反応
(ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎など)
非常に稀(0.00001%以下)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2024.html#Q33
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000865141.pdf

・その他 
ひまわり医院さんが有益なページを作っておられますのでお勧めします。
https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/influenza-vaccine-2022/

・予診票
任意接種の方は、できるだけ予診票をご自宅にてご記入の上、持参してください。